最愛（Life Is A Miracle）」

最近、「最愛（Life Is A Miracle）」という映画をみました。チャン・ツィイー(章子怡)、アーロン・クォック（郭富城）主演の
中国の農村で生きるHIV感染者のカップルを描いた純愛映画です。昔、中国の貧しい村では自らの血液を売って生計を建ててた人が沢山いるそうです。非衛生な環境での注射器の打ちまわしの結果、村全体がエイズに犯され「エイズ村」となってしまった。政府管理下に置かれ外出なども制限されていたらしい。映画を見る前は陳腐なラブストーリーものの映画と思いきやテーマが重い。またこういう中国の恥部にフォーカスを当てた映画が作れるようになった事が一番驚きました。作中でも登場しますが中国では結婚すると結婚証明書といわれるものが発行されます。赤色の布を背景に（決まっている）夫婦が二人で写っている写真が貼ってあり、同じ物を双方に1部つず渡されます。ホテルで同室に宿泊する場合や銀行間でお金を振込みしたりする場合に、この結婚証明が必要な場合があります。中国の戸籍制度は日本と違いますので、外国人の場合、夫婦である証明はこの結婚証明書しかありません。ちなみに離婚すると離婚証明書が発行されます。※写真は結婚が決まり、親戚や友人に婚礼への出席を要請しながらアメを贈っているものです。中国の習慣です